2021年12月
なぜ“弾塑性”なのか?❶~無意識に宿るレジリエンス~
レジリエンスは心理学における概念ですが、生体が持つホメオスタシス(生体内部環境を弾力的に維持するシステム)もまた広義の意味でのレジリエンス-肉体次元における回復力-と捉えることができます。このとき脳という特殊な環境に焦点を当てると、“ブレノスタシスという視点が浮上します。
関節反射ショック理論〈本編②〉~微小関節反射ショックと遅発性ハードペイン~
関節反射ショックが脊柱に起こることは想定しにくいわけですが、ただし、外力の性質(強さ、方向、加速度等)や頻度によっては「微小関節反射ショック」が発生する恐れがあります。
微小関節反射ショックとは「関節トーヌスの瞬間消失に伴う関節包内での組織間衝突に伴う侵害受容器の反応レベルが低く抑えられた現象」を指します
痛みのクロスモダリティ仮説~機能的結合性(functional connectivity)という視点~
共感覚については「文字を見て色を感じる」といった書記素色覚が有名だが、これ以外にもスペアミントティーの味にガラスの手触りを感じたり、嬰へ(F♯)の音に鮮やかな緑色を感じたりするなど、様々な事例が報告されている。
健常者であっても、共感覚というシステムを潜在的に持っており(その一例が冒頭に挙げたスマウンド)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のLadan Shams博士も「脳は個別の専門領域の集まりで、相互作用をしないという考えはもはや採用できない」と語っている。
【2022年6月19日】定期セミナー
終了 会場 大宮ソニックシティ501会議室 会場住所 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 開催日時 2022年6月19日(日) 13:30~17:30 費用 ◇一般【40,000】 ◇シルバー会員【30,000】◇ゴ […]
動画ページ【定期セミナー講演】「ファクトフルネス~感染症とウィルス~」①~④全80分
ファクトフルネスの視点から新型コロナの総括を論じています。最初にファクトフルネスの概要を説明し、人類の感染症との闘いの歴史を総覧した上で「ウィルスとは何か?」について講義。ウィルスの長期的戦略について語ったシーンは奇しくも未来を予言していた!?…。弱毒化についてはまだ確定できる時期、状況ではないのでなんとも言えない…。テレ東の豊島さんによる解説も紹介。本動画によって医療者として最低限必要なウィルスの知識は網羅できる。