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『典型的なエアバッグ作動シートベルト外傷及びむち打ち損傷に併発した脳動脈解離-ホリスティックな総合臨床家が導いた光の解釈と理想的なソフトランディングについて-』 |
片側一車線の道路で右折しようと停車した際に、後方より2tトラックに追突され、その衝撃で対向車線に押し出され、前方から来たワゴン車と正面衝突。医療センターに救急搬送され、シートベルト圧迫による腹部内蔵への損傷が精査され、幸い異常なし。頭部CT、頭頚部~腰部XP等においても重大な損傷は確認されず、むち打ちに対する頸椎カラー固定のみを受けて帰宅。2日後、家族の薦めで当院を受診。下がそのときの皮膚所見。
シートベルト外傷にあっては、体幹動作に伴う胸痛が顕著で、肋軟骨あるいは胸肋関節のダメージが想定され、
その後、胸痛は2週間ほどで消失。頸部むち打ちにいたってはルーティンBFIのみで、わずか一週間で完治。むち打ちに対する当会の考え方は下の動画で紹介しているとおり
自賠責の収入源(経営的視点)に魂を売ることなく、自分の家族がむち打ちになったらどうするか?という姿勢をそのまま患者さんに実践し続けてさえいれば、自ずと「むち打ちに関わる教科書的記述と実際の臨床との径庭、齟齬、違い」に気づくはず…。
下の動画は同症例のむち打ち症状のみに焦点を当てたビフォーアフターです。
動画の中では一切触れていませんが、シートベルト外傷による胸痛やむち打ち損傷が超早期に快復した後、
[E:#x27A1]脳動脈解離とは?(分かりやすい記事) →脳動脈解離とは(やや詳しく)
とは言え、当初、担当医から脳動脈解離を告げられた際の本人の精神的動揺、不安、恐怖心は相当なもので、その際にも当方は全力でメンタルフォローに努めました。例によって「光の解釈カウンセリング」を濃厚に(その中身については当日詳しく…)。もし頸部や胸部の問題が長引いて身体的な苦痛が続くなかで、脳の問題にも直面せざるを得なかったなら、本症例の予後は決して楽観できるものではなかったでしょう。
当会のごとき診療スタンス(経営的観点に惑わされずに常に早期回復を目指す姿勢)が、結果的に患者さんの人生ひいては生命を救うことになったと総括することができる今回の症例…、当日は脳動脈解離を疑わせた徴候(本人の訴え)も含め、その全貌について解説させていただきます。
…にしても、医療センターの担当医は本症例の陰に当方のごときコメディカル(柔整師)がこのように関与していた事実は知る由もないわけで(接骨院へ通院していること、あるいはその治療内容も知らない)、実際には医師と柔整師の絶妙なる連係プレーがあったことは、こちらは“知っている”けれども、向こうは“知らない”…。保険会社も施術証明書に書かれた型通りの記述内容しか知りえない…。
ですが、このような試みを地道に続けていけば、いつの日かきっと大きな何かが変わっていくでしょう…。
『2ヵ月続いた口内炎(口腔がん疑い)に対する三上式断食療法の効果』 |
ときは折りしも堀ちえみさんの口腔がん手術のニュースが流れた本年2月(
スイーツ依存症(自身のメンタルバランスが崩れると無性に甘いものを欲してしまう)を抱える私にとって、昨年の父急死に伴う母との2度目の同居生活(一度目は同居融和の不調、破綻後に近くのアパートに避難)、相続関連の諸手続きオンパレード、自院のリフォーム、自らの集大成と位置付けた講演会の開催、その講演会4日前に自分が加害者となってしまった交通事故、母親の重度パートナーロス(現在も毎日その治療を継続中)、その母と妻のあいだに生じた軋轢ふたたび(二度目の嫁姑問題)等々が、この半年間に怒涛の如く…。
さすがにこのままではマズイと思い、数年ぶりにグルテンフリー&シュガーフリーを復活させましたが、昨年暮れから何度も何度も誤咬を繰り返すようになり、しかもどういうわけか毎回同じ場所(唇の内側)を噛んでしまうというミステリー…。
はじめのうちは痛みがありましたが、次第に硬いしこりになり、やがて痛みがなくなって、ざらざらした感触に。そんな中、堀ちえみさんのニュースに接し、「ヤバいかも…」と怖くなり、近所の歯科に飛び込んだ際の医師とのやり取りは以下のとおり。
一般に
良性腫瘍かもしれないという一縷の可能性を感じつつ断食にトライするのと、完全に“事実”を突きつけられた後に、専門医が示す治療方針に抗って断食にトライするのでは、おそらく前者のほうが成功の確率が高いであろうと踏んだからです。知ってしまったら、自分の中の恐怖バイアスに打ち克つ自信が…。そこまで私は強くない…。
10年前、大腸の難病を発症した私は世界中の食事療法を勉強、実践し、最後は甲田式断食療法で克服しました。そのときの経験がなければ今回の決断には至れなかったと思います。ただ、当時の手法は一日断食を数カ月おきに行いつつ、一年に一度の一週間断食で…というものでした。しかし今回は「それではとても追いつかない…」と感じたので、
ところが、これを決意した時期がちょうど「自身初の結婚式での主賓スピーチ」や「外傷セミナー開催」を控えていたので、これらが終わってから挑むことにしました。そのため披露宴での食事は決死の覚悟と共に「もしかしたら、これが人生最後の晩餐になるかもしれない…。自分にとってかけがえのない大切な仲間と共に“最期の酒”を心ゆくまで…」と、酒宴に臨みました。
主賓スピーチも外傷セミナーもなんとか無事終えることができ、いざ命がけの断食へ!
なんとか生還しました!完全に消えました!口唇の血色、色艶が良くなったのもお分りいただけると思います。もちろん歯科医から頂いた紹介状は引き出しの奥に眠ったまま…。神様ありがとうございます!ちなみに下の画像は「あしたのジョーの減量直後の力石徹」…、ではなく、断食2週間目の私の身体。
本講演では断食中はもとより、その前後における様々な事象、心身の変化等々についてお話し致します。下は断食を終えて2週間後。ほぼ元通りの身体に…。
『脳疲労に対する断食の効果-自らの体験で分かったこと-』 |
断食に関しては絶食療法、ファスティング等々いろいろな表現がされますが、医学上のカテゴリーで世界的に統一された厳密な定義というものはまだないようです。その歴史は古く、宗教儀式としての位置づけから現代健康療法に至るまで様々な考え方、実践法があります。日本では甲田式、石原式、山田式等々に代表されるように数多の関連書籍が出版されており、ネット上でも様々な情報が飛び交っています。
他方、オーソモレキュラーに代表されるように、近年の分子整合栄養医学の立場から、断食という手法自体に否定的な見解を示す医療者もおられます。たしかにダイエットを目的とした断食行為はリバウンドのリスクがたいへん高く、お薦めできませんが、断食肯定派にせよ否定派にせよ、もっと基本的かつ根底にある生命観をきちんと共有すべきではないのかというのが、私の考えです。すなわち
科学者にとって受け入れ難いノックアウトマウスの実験結果-あらかじめ特定の遺伝子を破壊しておいたマウスが成長して後、現れてしかるべき発病を確認できない、なぜか健康に育ってしまったというケース…-を受けて、生命とはいったい何なのか?そんな問いから生まれた福岡氏の科学者としての“ひとつの答え”…。
総合臨床家として培われてきた私の医療観と氏の見解は見事なまでに合致します。極めて整合性の高い解釈だと感じています。動的時間軸を無視して、静的時間軸での、つまり定点観測の結果を受けて、物質量の過不足で論じられる原因論は分かりやすく説得力がありますが、現実的には方法論で躓くケースが往々にしてあります。これは生命現象を複雑系として捉えていないことに起因する矛盾であり、痛みのハード論系に散見される陥穽でもあります。
静止時間軸での単純な足し引き計算が通用するような世界でないことは自明の理…。以下は当会の研修会で幾度となく上映されてきたスライドの一部です。
私の口内にできた腫瘍(良性か悪性かはともかく)が断食で消えた理由は、現段階では大隅教授のオートファジー理論が一番説得力があると思われます。ただ、
この数年間ずっとセルフBFIの限界を感じていた自らの重症脳疲労が、かつて経験したことのない衝撃的な体感(当日詳しくお話しいたします)をもって解消されたのです。
つまり従来のBFI技術(性感覚刺激)では追いつかないほど重症レベルの脳疲労に対しては、脳内ハード領域における自浄作用が必須であるという視点です。これは当会が掲げるブレオスタシス破綻のステージ分類において、これまで対応し切れなかったStage3の進行例やStage4に対して有効たり得る手段が見つかったことを意味します。
極めて重度の脳疲労を解消させる手段としての断食とは?いったいどのような視点で語られるべきものなのか…。当日はそうした私見を披瀝すると共に三上式断食療法あらため「BFI式ファスティング」が、Brain Fatigue Improvement/脳疲労改善法の一手段としてラインナップに加わる旨およびその詳細について解説いたします。
『BFI ルーティンテクニック(Tech)のアップグレード』……… |
ここのところ深部感覚系Techのアップデートが続いておりますが今回も…。ただし、今回はこれまで開発されてきた重力テクニックの中でも最大級のアップグレードになることを保証します。
さらに
私は現在、この技術をルーティンTechの一部に組み入れて、ほぼ全症例に行っています。今回のアップグレードはマジで凄いです。これを知るだけでも今回の研修会に来た価値があったと振り返って頂けることを衷心よりお約束いたします。
では当日お会いしましょう!
当会の実験および実技演習には初参加者の方も加わっていただいておりますが、これまでのところ支障を来たした例はございません(皆無です)。どなた様におかれましても、問題なく安心してご参加いただけます。
初めて参加する際、「実際の技術はどれくらいの力加減なのか知りたくて…」という方が多いのですが、まさしくその絶好の機会と捉えていただければと…。
ただ事前の準備として、BFIの動画([E:#x27A1]前回アップデートの動画)を見ておいていただくと当日の実技演習がスムースに行えると思います。いわゆるイメージトレーニングですが、最新の脳科学でその有効性が立証されています。お時間の許す範囲内で眺めておいていただければと思います。
[E:#x27A1]BFI研究会の動画専用ページ(You Tube)はこちら
脳と心と身体の統合をデザインするプロフェッショナル・ライセンス“PIT”

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