脳と痛みの関係

ソフト論とハード論
動画ページ【定期セミナー講演】「痛みの定義改訂(世界疼痛医学会/2020)&NHKヒューマニエンス(痛みは心の起源)」①~②全37分

日本の公共放送(NHK)はIASPの動き、すなわち世界の医学界の潮流を国民に知らせるべく、オブラートに包んだ番組を制作しました。IASPの改訂を直接的に報道する代わりに、ソフトペイン(番組内では痛覚変調性疼痛という用語を使用)の存在を知らせる手法を採ったのです。

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CSBM(認知科学に基づく医療)
失恋した脳の実験で分かったこと~痛み&感情&個体差~

当記事はこちらのページに引越しました。

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CSBM(認知科学に基づく医療)
心身統合療法とは何か?

『psychosomatic integration therapy』 当記事はこちらのページに引越しました。

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当会の視点
アレキシサイミアとブラインド・マインド(盲心)の違い

当会による造語であるブラインド・マインド(盲心)は、何らかの理由(その多くは過去に体験したトラウマからの逃避)により、意識的あるいは無意識的に自身の心を見ない、あるいは見れない患者の心理を指しています。

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CSBM(認知科学に基づく医療)
ソフト論/ハード論とは何か?~その原点にある痛みのパラダイムシフト~

痛みは組織の障害を知らせる警告シグナルと、同役割をもたないシグナルの二種類に大別されます。前者の痛みをハードペイン、後者の痛みをソフトペイン、両者の混成痛をハイブリッドペインと命名したことが、ソフト論/ハード論という用語の起源になります

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当会の視点
脳研究の“プランB”とは何か?

脳研究における「プランA」とは、2013年に始動した米国の「ブレインイニシアチブ」、欧州の「ヒューマン・ブレイン・プロジェクト(HBP)」、そして2014年に始動した日本の「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(革新脳)」などを指す

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当会の視点
自己相反とアンビバレンスの違い

アンビバレンス~アンビバレントな心理~  アンビバレンスは、フロイトの精神分析において「愛と憎しみの葛藤」の象徴として定義されました。簡単に言えば「好きだけど嫌い」という感情です。  アンビバレンスにおいては、ポジティブ […]

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ソフト認知の壁
動画ページ【定期セミナー講演】「ファシア性ハードペインに対する動的時間軸による考察」全24分

概要  胸痛と息苦しさを訴えて受診した症例について、その興味深い予後を報告し、ファシア理論と整形でのトリガーポイント注射の違いについて解説。  さらに講師自身が「これぞまさしくファシア由来の侵害受容性疼痛!?」を体験。そ […]

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ソフト認知の壁
動画ページ【定期セミナー講演】「麻痺所見と変換症の関係性~整形と精神医学の統合に向けて~」①~③ 全60分

概要  当会はこれまで長きにわたってハード論における神経学的検査の矛盾を指摘してきました。画像所見と神経学的所見が完全に符合する症例は極めて少ないという事実関係は、多くの現場で直視されることなく、画像偏重のラベリングが続 […]

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外傷管理
関節反射ショック理論〈本編②〉~微小関節反射ショックと遅発性ハードペイン~

関節反射ショックが脊柱に起こることは想定しにくいわけですが、ただし、外力の性質(強さ、方向、加速度等)や頻度によっては「微小関節反射ショック」が発生する恐れがあります。

 微小関節反射ショックとは「関節トーヌスの瞬間消失に伴う関節包内での組織間衝突に伴う侵害受容器の反応レベルが低く抑えられた現象」を指します

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CSBM(認知科学に基づく医療)
痛みのクロスモダリティ仮説~機能的結合性(functional connectivity)という視点~

 当記事は新型コロナの影響により開催中止となった2020年4月(旧BFI研修会)の講演テキスト(敬体ではなく常体になっています…)の一部をリライトしたものです。 共感覚とクロスモダリティ  皆さんはスマウンド(smoun […]

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外傷管理
関節反射ショック理論〈本編①〉~肘内障の実像に迫る~

外力の強さや関節肢位等の条件が重なると、関節トーヌスの瞬間消失に伴って関節包内での組織間衝突(例えば骨頭と靭帯の衝突)が発生すると同時に、その衝撃を感知した侵害受容器によるハードペインが生まれる。この現象を「関節反射ショック」と呼ぶ

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外傷管理
関節反射ショック理論〈序章〉~関節機能障害と痛み~

基本的に関節反射ショックは数秒あるいは数十秒以内に回復する。これが小児の腕橈Jに発生したとき、その際の運動回路のプログラムエラーが小脳や前庭核に保存されてしまうと反復性の肘内障(いわゆるクセになるタイプ)になる。同様のメカニズムが膝ロッキングでも包含されている

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当会の視点
しびれは構造因性と感覚処理因性に大別される~ハード・ディセンスとソフト・ディセンスという視点~

はじめに  末梢神経の問題を考えるとき、その病態が脱髄性なのか、それとも軸索変性なのかといった鑑別は重要ですが、本稿では神経内科領域の多発性ニューロパチーについては対象外とさせていただきます。  ここでは運動器外来で遭遇 […]

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DMNゲーティング理論
当会が入力系を重視する理由~インプット・オリジン仮説(Input origin hypothesis)~

ヒトの脳は情報処理の観点から入力系に比重を置いたシステムになっています。また消費エネルギーの観点からも、出力(意識的活動)最低レベルの状態すなわち安静時に活動するDMNのエネルギー量が意識活動の数十倍(20倍という報告がある)に及ぶことからも、基本的に出力系より入力系に多くのコストを費やしていることが推断されます。

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一般講演会
動画ページ【一般講演会】「脳疲労とタッチケア第1部」①~⑤ 全65分

本動画はシルバー会員の方も視聴できます! 概要  2017年9月24日『脳疲労とタッチケア~脳科学が解き明かす痛みの原因と五感の起源”触覚”の不思議~』と題された一般向けの講演会が開催されました。 […]

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CSBM(認知科学に基づく医療)
動画ページ【定期セミナー講演】「境界意識仮説(DMNゲーティング理論)~痛みの臨床に横たわる超個体差という前提~」 全22分

「ゲートコントロール理論(脊髄後角説)」は創薬に都合がいい、絶対医学との親和性がある(個体差を無視)という側面があり、現在も尚支持されていますが、脳科学の羅針盤(最新知見)は中枢仮説の方角、引いては当会が唱える相対医学(超個体差)の方角を示しています。

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BReIN
動画ページ【BReIN技術系】・膝&肩アングラクションのアップデート・術者が知り得ない患者プライベートに潜む回復交絡因子とトップダウン回路の底力

2020年12月20日(日)のアップデートです。膝アングラクションは痛みや拘縮はもちろんのこと関節水腫の重症例にも著効を示します。

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CSBM(認知科学に基づく医療)
痛み記憶の再生理論(後編)

→前編はこちら ギックリ腰は小脳にある腰下肢ソフトのシャットダウン  痛みに悩む人々が抱える“心身環境因子の問題”は、脳機能画像上に前頭前野や側坐核の機能低下、扁桃体や体性感覚野の過活動、そして“小脳の過活動”として描出 […]

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CSBM(認知科学に基づく医療)
痛み記憶の再生理論(前編)

人間の動作パターン(運動プログラム)は小脳もしくは前庭核に保存され、無意識下で制御される。幼少時からの痛み体験の連続-些事の積み重ね-はケガの大小に関わらず、痛みの体験・記憶として脳内に残る。このとき感情を統合する神経回路に何らかの変化が生じると小脳における信号伝達の輻輳がおこると同時に運動プログラムのエラーが発生し、過去の体験・記憶を基に予測制御の形で感覚を統合する“補完”の働きにより、痛み記憶が再生される。すなわちエラー状態にある運動プログラムと痛み記憶とのリンクが生じる

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