DMNゲーティング理論

DMNゲーティング理論
当会が入力系を重視する理由~インプット・オリジン仮説(Input origin hypothesis)~

ヒトの脳は情報処理の観点から入力系に比重を置いたシステムになっています。また消費エネルギーの観点からも、出力(意識的活動)最低レベルの状態すなわち安静時に活動するDMNのエネルギー量が意識活動の数十倍(20倍という報告がある)に及ぶことからも、基本的に出力系より入力系に多くのコストを費やしていることが推断されます。

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COSIA(認知科学統合アプローチ)
動画ページ【定期セミナー講演】「境界意識仮説(DMNゲーティング理論)~痛みの臨床に横たわる超個体差という前提~」 全22分

「ゲートコントロール理論(脊髄後角説)」は創薬に都合がいい、絶対医学との親和性がある(個体差を無視)という側面があり、現在も尚支持されていますが、脳科学の羅針盤(最新知見)は中枢仮説の方角、引いては当会が唱える相対医学(超個体差)の方角を示しています。

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BReIN
動画ページ【BReIN技術系】・膝&肩アングラクションのアップデート・術者が知り得ない患者プライベートに潜む回復交絡因子とトップダウン回路の底力

2020年12月20日(日)のアップデートです。膝アングラクションは痛みや拘縮はもちろんのこと関節水腫の重症例にも著効を示します。

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