HOME フォーラム 掲示板(臨床関連のご質問・ご相談) ・ブラインド・マインドと失感情症の違いは何?

・ブラインド・マインドと失感情症の違いは何?

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  • #7642
    あっくん
    キーマスター

    ふだんの臨床や医療問題等々…、あっくんの考えを聞いてみたいという方は下から送信してください。

    #10723
    nobunaga
    参加者

    先月アップグレードしたばかりの者です。「今月の新着動画」はじめて拝見させていただきました。
    CRPSの講義は目から鱗の連続で、こういう話をこれからもずっと聴けるんだと思ったら超テンション上がりました。
    ほとんど普通にセミナーに出席しているような臨場感でしたし、自分の決断ナイスジョブ!でした。
    さて、今回はブラインド・マインドについてお聞きしたいことがあります。
    そのような心理傾向について、現状ではアレキシサイミアという概念が一般的ですが、先生のおっしゃるブラインド・マインドはほぼ同じという認識でよろしいですか?それとも何か違いはありますでしょうか?
    厳密に定義の違いなどありましたらご教示ください。よろしくお願い致します。

    #10776
    あっくん
    キーマスター

    Mr.Nobunaga,thank you for the upgrade!

    いやあ、ドストライクな質問をいただきました。

    動画(講義の中)では、軽く触れただけでスルーしちゃったんですが、実はけっこう大事な部分です。

    アレキシサイミアについては、いずれきちんと解説しなければと思っていました。昔は失感情症という表現でしたが、最近は英語名(Alexithymia)が主流になってますね。

    ただアレキシサイミア(以降ALEXと略す)というのは語呂が長くて、覚えにくかったので、“盲心”という造語に替えたほうが、何かと使い勝手がいいような気がしまして…。

    ところが患者サイドからすると、この盲心という漢字はかなり微妙だなというのがあって、ならば英語のブラインド・マインド(以降ブラマイと略す)のほうが柔らかい響きなので、こっちのほうが良さげだなと…。

    これまでの精神医学や臨床心理学で使われてきたALEXとブラマイの違いは、概略としてはほぼ同義でいいと思っています。

    ただ、ブラマイには、心身統合療法の現場で長年培われてきた特異的経験値というものがあって、それらを開示した際は、厳密な定義として若干異なる箇所があるのかなと感じています。

    ALEXは元来、心療内科系の現場でもっとも診断され、運用される概念なので、身体症状症、依存症、適応障害、うつ病などと関連付けられて語られることが多いわけですが、痛みの臨床にあっては、その対応のむつかしさという観点から非常に重要な因子のひとつになっています。

    CRPS(RSD)をはじめとする難治性疼痛はもちろん、その他のありふれた運動器疾患(とくに今回の講義で取り上げた四十肩には多く潜在する)にも、ALEXがけっこうな頻度で隠れています。

    しかし、ハード論の現場ではこれを察知する医療者は皆無ですし、たとえソフト論の現場であっても、見逃さているケースは相当に多いです。

    こうしたなか、私的にはALEX症例との遭遇体験の中で、本当に辛酸を舐め続けてきたという負の歴史があり、会員の皆さんには私と同じ轍を踏んでほしくないという思いがあります。

    術者自身を守るためにも、そしてソフト論の臨床を語る上でも、本当に欠かすことのできない重要な要素です。

    ALEXは究極的とも言えるメタ認知の障害ですので、いわゆる「ソフト認知の壁」のなかでも、最も険しく高い壁のひとつだと言えます。

    この場で、このままALEXとブラマイの違いについて語っていくと、おそらく収拾がつかないほど長くなりそうなので、場所をあらためて(きちんと記事にして)UPしたいと思います。

    なるべく早いうちに出そうとは思っていますが、なにぶん今は他にもやるべきことがたくさんありまして。

    実際にUPしたら、サイト上でお知らせ致します。それまで少々お待ちください。

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